葛根湯 に 川芎 と 辛夷(シンイ)を加えたのが「葛根湯加川芎辛夷」です。もともとの葛根湯の “風邪の初期” や “首・肩まわりのこわばり” に加え、「鼻づまり」「副鼻腔炎」「慢性鼻炎」「蓄膿症」 といった、鼻・副鼻腔まわりの不快症状に対応するためにアレンジされた漢方薬です。
■ どんなときに使う?
この漢方は、特に以下のような症状・状態に向いています:
- 鼻が詰まって息苦しい
- 鼻水が長引いて、鼻づまりが慢性化している
- 副鼻腔(鼻の奥〜頬・額あたり)が重く、圧迫感や鈍痛がある
- 蓄膿症、慢性鼻炎、副鼻腔炎など鼻腔・副鼻腔まわりの不快感
また、「比較的体力がある人」が対象とされており、だるさが強いときなどより衰弱した状態には推奨されないこともあります。
■ 飲み方・注意点
- 通常の用法:成人であれば、1日あたり3回、食前または食間に服用するのが基本。
- 服用対象は「比較的体力のある人」。胃腸が弱い人や、虚弱な人は注意が必要。
- 漢方特有のにおいや風味があるため、初めて使う人は「香りや味の違い」に戸惑うことがあるかもしれません。
■ どんな人に特におすすめ?
- 冷えや寒気で鼻通りが悪くなる人
- 鼻炎や花粉症、慢性鼻づまりで悩んでいる人
- 副鼻腔炎・蓄膿症のような「鼻の奥の重さ」「鈍痛」「うっ血感」がある人
- 普通の風邪薬ではなく、漢方的に身体のバランスを整えながら鼻・粘膜の調子を整えたい人
ただし、体質や体力、体調によって合う・合わないがありますので、もしよければ「飲む前のチェックポイント」も一緒に紹介できます。
■ 漢方としての意味合い — “加味”で広がる葛根湯の可能性
「葛根湯」は昔から風邪の初期や肩こり、こわばりに使われてきた定番の漢方ですが、時代や症状に応じて“加味(かみ)する” — 生薬を足す — ことで、適応の幅を広げてきました。
「葛根湯加川芎辛夷」は、まさにその代表例。
鼻・副鼻腔の不調に苦しむ人 — ただの風邪ではない慢性的な症状にも対応できるよう進化した処方です。
■ まとめ:葛根湯+川芎+辛夷で「鼻の不調」を見直す漢方
葛根湯加川芎辛夷は、ただの風邪薬でも、ただの鼻炎薬でもなく、漢方の知恵で「体の内側から鼻・副鼻腔の通り・巡り」を整える薬。
鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿、副鼻腔炎など、鼻にまつわる不快感や症状で悩んでいるなら、一つの選択肢になります。
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