Kampo Stationの取り組み
Kampo Stationは、日本の漢方薬を中心に、世界の方へ医薬品を届けていくショップです。
現在は数十商品と少ない品揃えですが、徐々に増やしていく計画をしています。
皆様からのご意見も伺いながら進めていきたいと思います。
漢方薬を世界に販売するにあたって
今日の西洋医学の発展は素晴らしいものがあり、西洋薬(化学物質)が無ければ人の寿命は半減するかもしれません。同時に西洋薬では改善の難しい病気や化学物質ゆえの強い副作用もあるようです。漢方薬は西洋薬ほどの即効性はないものの副作用は少なく、体質自体を根本的に改善する効果があるようです。
私事ですが妻が難病を患っており、毎日たくさんの西洋薬を飲んでいました。しかし体調の回復はなかなか難しい状態でした。そんな時に色んな医療機関を回って出会ったのが漢方薬でした。漢方薬は、病気の症状を短期間で回復するという直接的な変化は西洋薬にはかないませんが、体調を良くし体質を整え、身体全体を良くする事に優れているようです。少しづつですが体調が良くなったことから、妻の性格も明るくなったように感じます。
素人なりにも漢方を勉強する様になって気づいたのは、冬に鼻水をすすったオカメインコが蜜柑の皮(橘皮、体を温める効果がある)を一生懸命かじっていたり、真夏に石膏(漢方薬の材料の一つ、体を冷やす効果がある)をかじっており、彼らの生まれ持った知性に関心したりしています。
少々期間はかかりましたが、漢方薬を飲むようになり疲れやすい妻も外出が増えてきています。
私が子供の頃は、医療機関で漢方薬が処方される事が少なかったのですが、現在日本では西洋薬と同じように医療機関で処方されるようになっています。
世界の皆さんにも日本の漢方薬を知って頂き、少しでも皆さんの健康のお役に立れば嬉しく思います。
北川 将一
ロゴマークに込めた想い
漢方薬の原料である生薬の「葉」「根」「実」「鉱物」の4つを組み合わせ、頭文字の「K」を表現しています。
自然の恵みのありがたさ、力強さとともに、伝統的な和の落ち着きをイメージしました。