「寝つきは悪くないのに疲れが取れない」
「夜中に目が覚める」
「頭が休まらない」
現代人の睡眠問題の多くは、自律神経の過緊張が原因です。
漢方では睡眠を
👉 脳・血流・胃腸のバランス
として考えます。
今回は、医療現場でもよく使われる
睡眠を深くする代表生薬TOP5を紹介します。
🥇 第1位 酸棗仁(さんそうにん)
✔ 不眠漢方の王様
ナツメの種子から作られる生薬。
特徴
- 寝つきが悪い
- 途中覚醒
- 夢が多い
- 神経が敏感
👉 脳の興奮を自然に鎮める。
西洋薬のような強制的な眠りではなく、
「眠れる体質」に整えるのが特徴。
代表処方:酸棗仁湯・帰脾湯
🥈 第2位 遠志(おんじ)
✔ 頭が止まらない人向け
「考えすぎ不眠」に使われる生薬。
こんな人
- 布団で仕事を考える
- 心配性
- 記憶力低下
- 集中力低下
👉 脳の情報過多を整理する働き。
実は受験生や経営者にも使われます。
🥉 第3位 竜骨(りゅうこつ)
✔ 動悸・不安型不眠
古代哺乳類の化石を用いる特殊な生薬。
作用
- 精神安定
- 動悸改善
- 不安軽減
👉 神経の“揺れ”を止めるイメージ。
代表:柴胡加竜骨牡蛎湯
第4位 牡蛎(ぼれい)
✔ 神経過敏タイプ
牡蠣の殻を使った生薬。
特徴
- 緊張しやすい
- 汗をかきやすい
- 眠りが浅い
👉 交感神経の暴走を抑える。
竜骨とセットで使われることが多い。
第5位 茯苓(ぶくりょう)
✔ 胃腸疲労型不眠
キノコ由来の生薬。
こんな人
- 疲れているのに眠れない
- むくみ
- 不安感
- 胃腸が弱い
👉 「胃が整うと眠れる」を体現する生薬。
帰脾湯・苓桂朮甘湯などに配合。
🌙 なぜ漢方は睡眠を深くする?
睡眠薬:
➡ 脳を強制的にOFF
漢方:
➡ 眠れる体の状態を作る
整えるポイントは3つ。
✔ 自律神経
✔ 血流
✔ 胃腸
つまり、
睡眠=全身のコンディションの結果なのです。
⭐ 実は医者が見ている“不眠タイプ”
- イライラ型 → 抑肝散系
- 不安型 → 半夏厚朴湯系
- 疲労型 → 帰脾湯系
- 興奮型 → 柴胡加竜骨牡蛎湯
同じ「不眠」でも処方が違う理由はここにあります。