西洋医学:
👉 痛み=鎮痛剤
漢方医学:
👉 痛み=体のバランス異常のサイン
つまり同じ「痛い」でも
原因によって処方はまったく変わります。
ここでは臨床で使う
漢方痛み分類の完全地図をまとめます。
🧭 漢方の痛みは5タイプに分かれる
| 痛みタイプ | 原因 | キーワード |
|---|---|---|
| 気滞 | ストレス | 張る・移動する |
| 血瘀 | 血流停滞 | 刺す・固定痛 |
| 寒凝 | 冷え | 温めると改善 |
| 湿痺 | 水毒 | 重い・だるい |
| 虚痛 | エネルギー不足 | 押すと楽 |
この5つを見抜けば
漢方選択の8割が決まる。
🌬️① 気滞(きたい)タイプ
― ストレス痛・自律神経痛 ―
症状
- 緊張型頭痛
- 胸の圧迫感
- 胃痛
- 肋間神経痛
- PMS痛
特徴:
👉 痛む場所が変わる。
よく使う漢方
- 半夏厚朴湯
- 加味逍遙散
- 四逆散
- 抑肝散
⭐ 現代人最多。
🩸② 血瘀(けつお)タイプ
― 血流が止まった痛み ―
症状
- 肩こり
- 腰痛
- 生理痛
- 古傷の痛み
- 頭痛(刺す感じ)
特徴:
👉 夜悪化・同じ場所が痛い。
よく使う漢方
- 桂枝茯苓丸
- 疎経活血湯
- 通導散
- 当帰芍薬散
⭐ 慢性痛の王道。
❄️③ 寒凝(かんぎょう)タイプ
― 冷えが原因の痛み ―
症状
- 冷えると悪化
- 温めると楽
- 下腹部痛
- 関節痛
- 胃痛
特徴:
👉 冬・冷房で悪化。
よく使う漢方
- 呉茱萸湯
- 当帰四逆加呉茱萸生姜湯
- 真武湯
⭐ 女性・高齢者に多い。
💧④ 湿痺(しっぴ)タイプ
― 水毒による重だるい痛み ―
症状
- 関節の重さ
- 天気痛
- むくみ痛
- 神経痛
- 雨の日悪化
特徴:
👉 重い・鈍い・だるい。
よく使う漢方
- 防已黄耆湯
- 五苓散
- 苓姜朮甘湯
- 越婢加朮湯
⭐ 気圧頭痛ここ。
🔋⑤ 虚痛(きょつう)タイプ
― 体力低下の痛み ―
症状
- 慢性腰痛
- 疲れると痛い
- 押すと楽
- 病後の痛み
特徴:
👉 「休むと改善」
よく使う漢方
- 補中益気湯
- 十全大補湯
- 人参養栄湯
⭐ 高齢者・慢性疲労。
⚡ 特殊枠:けいれん痛
ここは別カテゴリ。
代表
👉 芍薬甘草湯
- 足つり
- 生理痛
- 急な筋肉痛
= レスキュー漢方
🧬 痛み診断 超ショート版
✔ 張る痛み → 気滞
✔ 刺す痛み → 血瘀
✔ 冷えると痛い → 寒凝
✔ 重だるい → 湿痺
✔ 疲れると痛い → 虚痛
これだけ覚えればOK。
🏥 漢方医のリアル思考
実際の診察では:
- 冷えているか
- 動く痛みか固定痛か
- 重いか鋭いか
- 体力あるか
この4点で瞬時に判断します。
🌙 実は重要な真実
鎮痛薬は
👉 痛みを止める
漢方は
👉 痛みが生まれる環境を変える
だから慢性痛ほど強い。
🏆 完全まとめ
痛みは敵ではなく
体の異常を翻訳したメッセージ。
原因タイプが分かると、
漢方は驚くほどピタッと合います。