漢方薬には、体質や症状の“傾向”に合わせて選ばれる処方がたくさんあります。
その中でも**防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)**は、「水分代謝」と「体力バランス」に着目した処方として知られています。
今回は、防已黄耆湯がどんな考え方のもとで使われてきたのかを、漢方の視点からご紹介します。
防已黄耆湯とは?
防已黄耆湯は、古くから伝わる漢方処方のひとつで、
体に余分な水分がたまりやすいタイプを想定して組み立てられています。
漢方では、体の中の「水(すい)」の巡りが滞ると、
といった状態につながると考えられています。
防已黄耆湯は、そうした体のバランスを整えることを目的に使われてきました。
処方名に込められた意味
処方名に含まれる生薬名には、漢方ならではの意味があります。
これらを組み合わせることで、
「余分な水分をさばきつつ、体の基礎力を保つ」
という考え方が反映されています。
漢方的に見た“向いている体質”
一般的に、防已黄耆湯は次のような体質傾向が語られることがあります。
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体力は中程度〜やや控えめ
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汗をかきやすい
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むくみやすい
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体が重く感じやすい
漢方は“体全体を見る”考え方
漢方の特徴は、
一つの症状だけを見るのではなく、体全体のバランスを見るところにあります。
防已黄耆湯も、
「なぜその状態が起きているのか?」
「体質としてどんな傾向があるのか?」
といった視点から選ばれる処方です。
即効性よりも、日々の体調管理や体質理解の一環として考えられてきました。
まとめ
防已黄耆湯は、
漢方薬は体質や年齢、生活状況によって合う・合わないが変わります。
興味を持った場合は、医師や薬剤師、漢方の専門家に相談することが安心です。
自分の体を知るきっかけとして、漢方の考え方に触れてみるのも面白いかもしれませんね。
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