「食事制限をしても痩せない」「
こうした悩みを抱える人は少なくありません。
漢方の考え方では、
この記事では、漢方の視点から見た肥満の原因や体質別の特徴、
漢方が考える「太る原因」
西洋医学では肥満は主に摂取カロリーと消費カロリーのバランスで
特に重要なのが、
• 気(き)
• 血(けつ)
• 水(すい)
という三つの要素です。
気の不足
気とは生命活動を支えるエネルギーのことです。
気が不足すると代謝が低下し、脂肪を燃焼する力が弱くなります。
例えば、
• 疲れやすい
• 朝起きるのがつらい
• やる気が出ない
• 運動が続かない
といった状態は気虚(ききょ)と呼ばれ、
血の巡りの悪さ
血は栄養を全身へ運ぶ役割を持っています。
血流が悪くなると細胞の働きが低下し、
• 肩こり
• 冷え性
• 生理痛
• 顔色が悪い
などが特徴です。
血流の改善はダイエットだけでなく美容にも良い影響を与えます。
水分代謝の乱れ
漢方では余分な水分を「水毒(すいどく)」と呼びます。
体内の水分代謝が悪くなると、
• むくみ
• セルライト
• 下半身太り
• 体重増加
などが起こりやすくなります。
特に女性は水分代謝の影響を受けやすいため、
漢方的に見る肥満タイプ
1. むくみ肥満タイプ
特徴
• 足がむくむ
• 朝と夜で顔の大きさが違う
• 雨の日に体調が悪い
• 水分をよく摂る
このタイプは体内に余分な水分が溜まっています。
おすすめ食材
• 小豆
• はとむぎ
• きゅうり
• 大根
• 冬瓜
利尿作用を促し、余分な水分を排出する働きが期待できます。
2. ストレス肥満タイプ
特徴
• イライラすると食べる
• 甘いものがやめられない
• 暴飲暴食しやすい
• 睡眠の質が悪い
漢方では気の巡りが悪い「気滞(きたい)」と呼ばれます。
おすすめ食材
• 柑橘類
• ミント
• 紫蘇
• ジャスミン茶
気の流れを整えることで食欲のコントロールにもつながります。
3. 冷え肥満タイプ
特徴
• 手足が冷たい
• 基礎体温が低い
• 汗をかきにくい
• 下半身に脂肪がつきやすい
冷えは代謝低下の大きな原因です。
おすすめ食材
• 生姜
• ねぎ
• シナモン
• 羊肉
• にんにく
体を温めることでエネルギー消費を促します。
4. 胃腸虚弱タイプ
特徴
• 食後に眠くなる
• 胃もたれしやすい
• 疲れやすい
• 筋肉量が少ない
消化吸収能力が弱く、代謝が低下している状態です。
おすすめ食材
• 山芋
• かぼちゃ
• 米
• 鶏肉
• なつめ
胃腸を元気にすることがダイエット成功への近道になります。
漢方ダイエットで大切な5つの習慣
1. 朝食を抜かない
漢方では朝は胃腸の働きが活発になる時間帯と考えます。
朝食を抜くと代謝スイッチが入らず、
おすすめは、
• 味噌汁
• ご飯
• 卵
• 納豆
などの和食です。
2. 温かい飲み物を選ぶ
冷たい飲み物は胃腸を冷やし、代謝低下につながります。
日常的に
• 白湯
• 生姜湯
• ほうじ茶
• 黒豆茶
を取り入れると体が温まりやすくなります。
3. よく噛む
漢方では消化機能を補うことが重要です。
一口につき20〜30回を目安に噛むことで、
• 食べ過ぎ防止
• 消化促進
• 血糖値上昇の抑制
が期待できます。
4. 睡眠を整える
睡眠不足は食欲を増加させるホルモンの乱れにつながります。
漢方でも「夜更かしは気血を消耗する」と考えます。
理想は毎日同じ時間に就寝し、6〜
5. 軽い運動を継続する
激しい運動よりも、
• ウォーキング
• ストレッチ
• ヨガ
• 太極拳
などを継続する方が漢方の考え方に合っています。
大切なのは「巡りを良くすること」です。
漢方薬はダイエットの補助になる?
漢方薬は体質改善の補助として利用されることがあります。
例えば、
• むくみが強い人
• 便秘傾向の人
• ストレスによる過食がある人
など、それぞれの体質に応じて選択されます。
ただし、漢方薬は「飲めば痩せる薬」ではありません。
体質や症状によって適切な処方は異なるため、
漢方ダイエットが向いている人
漢方ダイエットは、
• 極端な食事制限が苦手
• リバウンドを繰り返している
• むくみや冷えが気になる
• 体質から改善したい
• 健康的に痩せたい
という人に向いています。
短期間で体重を大きく落とす方法ではありませんが、
まとめ
ダイエットというと「食べない」「激しく運動する」
むくみが原因なら水分代謝を整える。冷えが原因なら体を温める。
体重の数字だけを追いかけるのではなく、「疲れにくくなった」「
焦らず、自分の体質と向き合いながら、
KS TIMES