「気持ちが落ち着かない」「些細なことでイライラする」
そんな精神的な不調に加えて、「胃が重い」「食欲がわかない」「吐き気がする」といった症状が同時に出ていませんか?
抑肝散加陳皮半夏は、心と体、特に神経の高ぶりと胃腸の不調を同時に整えることを目的とした漢方薬です。
抑肝散加陳皮半夏の成り立ち
この処方は、もともとある抑肝散に
**陳皮(ちんぴ)と半夏(はんげ)**を加えたものです。
- 抑肝散:神経の興奮を鎮め、イライラや怒りっぽさを抑える
- 陳皮:気の巡りを良くし、胃腸の働きを助ける
- 半夏:胃内停水を改善し、吐き気や胃のムカつきを和らげる
つまり、
👉 「気持ちの乱れ + 胃腸の弱さ」
を同時にケアできる処方が、抑肝散加陳皮半夏なのです。
どんな症状に使われる?
以下のような症状がある方に用いられることが多い漢方です。
- イライラしやすい、怒りっぽい
- 不安感や緊張が強い
- 寝つきが悪い、眠りが浅い
- 胃がもたれる、食欲不振
- 吐き気、胸やけ
- ストレスで胃腸の調子が悪くなる
- 子どもの夜泣き・かんしゃく
- 高齢者の不安・興奮・軽い認知症周辺症状
「精神症状があるけれど、胃腸も弱い」
そんな方に特に向いています。
胃腸症状が目立つ場合は、**「加陳皮半夏」**が付く処方が選ばれます。
漢方的な考え方(東洋医学の視点)
東洋医学では、
「肝」は感情や自律神経の働きと深く関係すると考えられています。
ストレスが続くと
- 肝の働きが乱れる
- 気の巡りが悪くなる
- 胃腸(脾・胃)にも影響が出る
抑肝散加陳皮半夏は、
✔ 肝の高ぶりを鎮め
✔ 気を巡らせ
✔ 胃腸を整える
という、ストレス社会に合った処方と言えます。
服用のポイントと注意点
- 即効性よりも、続けることでじわじわ効く漢方
- 空腹時に服用することが多い
- 体質や症状によって合わない場合もある
まとめ
抑肝散加陳皮半夏は、
「イライラする」「不安が強い」
「でも胃腸も弱っている」
そんな心と体のアンバランスをやさしく整える漢方薬です。
ストレスを我慢し続ける前に、
体からのサインに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
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